持続可能な開発目標SDGs
持続可能な開発目標SDGs ※外務省ホームページへ
宣言
目指すところは「お客さんにいちばん近い酒造会社」。
笑顔がはじけるような、そんなお酒を造ることを目指してきました。
お客様に笑顔をお届けし続けるためにも事業を通じて持続可能な社会の実現に積極的に取り組んでまいります。
環境に配慮した鷹正宗
・量り売り
現代の“通い徳利”
できる限りの物をリユース・リサイクルし循環型社会を実現していた江戸時代。
エコ社会のモデルといわれる江戸の町で生まれたのが「通い徳利」です。
酒屋がお客に徳利を貸し出し、酒屋は固定客をつかんでいたといいます。
鷹正宗の量り売りは現代の“通い徳利”。
樽や甕を店頭に設置し、ご来店するお客様のマイボトルに樽や甕から焼酎を直接注ぐシステムです。
マイボトルを繰り返しご利用いただくことで、ボトルや瓶、紙パックなどの容器のゴミを減らすことができます。
・鉄道コンテナ、海上コンテナの活用
CO2排出量原単位(gCO2/トンキロ)は、
船舶はトラックの約5分の1、
鉄道はトラックの約10分の1です。
CO2排出量原単位の2022年度の実績
※1トンの貨物を1Km輸送した時のCO2排出量
- トラック 208
- 船舶 43
- 鉄道 20
鷹正宗では30年前から、福岡県から関西へ鉄道を使って製品を送っています。 また2007年から船舶を使って関東へ製品を送っています。
・環境対応紙パックの使用
PEFC森林認証プログラム(以下、PEFC)とは持続可能な森林管理の促進を目指す森林認証制度です。
この制度のもとで製造された原料から生産された製品にPEFC認証マークを付けることができます。
鷹正宗の主力商品「本格焼酎めちゃうま麦2Lパック」はPEFCにより管理された原材料および管理材を使用しています。
また牛乳パックと同じ紙パック(GLパック)を使用している為、通常のアルミパック(ALパック)と比べ約12%のCO2排出量を抑えられています。
・紙パックのフイルムなし
紙パックの外装に使用しているフイルムを無くす事で、減プラおよびゴミの削減を推進しています。
またキャップもゴミとなってしまうプルリング形状の中栓がない「プルレスキャップ」を採用しています。
開封の確認ができるダンパーエビデンス機能を有したキャップとなっており、プルレスキャップは安心・安全の改ざんの防止にもなっています。
地域社会と鷹正宗
・米作り
久留米市大橋で農業を営んでいる大橋受託組合様は、保育園や幼稚園の園児に「田植えの体験」ができるプログラムを提供し、食育に貢献しています。
また脱穀した後の藁を田んぼの土の中へ混ぜ込むことで環境にやさしい田んぼ造りをしています。
この活動に賛同。2022年から大橋受託組合様に依頼し、酒造好適米の「山田錦」の委託栽培を開始しました。
伝統的な米造りを支え、伝統文化となっている日本酒造りを守ります。
・神社への奉納
久留米市にある1900年の歴史を持つ大善寺玉垂宮をはじめ、福岡県内の多くに神社にお酒や飾樽を奉納しています。
地域に根付いた神社がこれからも住民の心の拠り所として存続し続けられる為にも、この縁を繋げていきます。
・プロ野球、プロサッカーチームへの支援
プロスポーツは青少年に夢と感動を与え、青少年の健全な育成に寄与する一つとなっています。
鷹正宗は福岡県のプロ野球チームとプロサッカーチームに協賛する事でプロスポーツを支援しています。
特にプロ野球チームにおいては子供向けのジュニアアカデミーを通じ、青少年の健全育成を支援しています。
・地元久留米市の活動に参加
カーボンニュートラル、SDGsを考えていると久留米市の活動が目に入ってきました。
担当者に問い合わせてみると「くるめクリーンパートナー」「くるめエコめいと」を紹介していただき、早速入会。
現在はクリーンパートナーとしては毎月1回、3事業所でゴミ拾い活動を行っています。
エコめいととしてはゴミ拾いのイベントにボランティアスタッフとして参加しています。
また1985年から続く筑後川河川美化「ノーポイ」運動にも参加し、久留米市の活動に賛同しています。
今後も久留米市とともに環境活動などを進めて参ります。
人と社会と鷹正宗
・ベトナム、インドなどに現地スタッフを雇用
海外への営業活動として現地のパートナーは欠かすことのできない存在です。
鷹正宗としてはより強固なパートナーとして現地スタッフを雇用することとしました。
日本酒や焼酎、九州や鷹正宗を理解していただき、セールストークなどの教育を行うことで、働きがいをもって営業活動に邁進してくれています。
・社内教育の実施
- マーケティングや食、健康といった多面的なテーマで講師をお招きし、全社員を対象にお話ししていただく。
- 営業職、酒類製造職など、職種に合わせた講師をお呼びして勉強会を開催。
- カーボンニュートラルやSDGsなど、テーマに沿ったプロジェクトに対しての勉強会の実施。
- 若者層の年代ごとに勉強会や研修会を実施。
それぞれの目的に合わせた講演会や勉強会を行う事で、既成概念にとらわれない発想で新たな創造を促していきます。