知ればもっと美味しくなる!【お酒のスゴイ効用】を知りたくない?
「酒は百薬の長」という言葉があるように、飲酒を習慣にしているご長寿の方は意外に多いようです。お酒にはさまざまな効用がありますが、なかでも日本酒には驚きの効果が! それを最大限に生かすためにも、どのような効用があるのかを、ぜひ知っておきましょう。
日本酒って、こんなに身体にイイんです!
お酒には健康や美容に良い物質が含まれていることは知られていますね。特に赤ワインは、抗酸化作用のあるポリフェノールが多く含まれていることで有名です。しかし実はもっと身近な「日本酒」にこそ、素晴らしい成分がたくさん溶け込んでいるのです。

米麹
一番のポイントは「米コウジ」。コウジには多くの酵素が含まれ、ビタミンやアミノ酸、ミネラルも豊富です。このコウジの栄養素が残っている点が、日本酒と蒸留酒との大きな違い!日本酒には、人間の体内で作れない9種類の必須アミノ酸までちゃんと含まれているのです。
アミノ酸やビタミンにはさまざまな効用があり、最近では骨粗しょう症やがんの予防にも効果があることがわかってきました。また、アミノ酸が結合したペプチドは抗健忘症作用があり、高血圧や動脈硬化のリスクを軽減させると言われています。トリペプチドには抗酸化作用があり、悪玉コレステロールを除去する働きがあると言われています。
女性にうれしい美肌効果も!

女性の強い味方?
日本酒は、健康だけでなく美容にも効果的。コウジからしか生成されない「コウジ酸」には、メラニンの生成を抑え美白を促す作用があると言われており、女性の強い味方です。化粧品にも採用されていますが、内側からも取り入れればさらに効果が期待できそうですね。
また、日本酒は身体を温める作用が強いので、自然と血流がよくなり偏頭痛や冷え性の予防にも。プロリンという保水力のある成分も含まれ、アンチエイジング効果も期待できます。
日本酒との「良いお付き合い」
ただし、いくら身体にイイからといって、飲み過ぎは逆効果。適正量は1日1~2合と言われています。
あまりアルコールの血中濃度を上げないようにゆっくりと、また枝豆や豆腐など低カロリーで高タンパク・高ビタミンのおつまみをお供に楽しく飲みましょう。きっと心にも身体にも優しく作用してくれますよ!
日本酒は意外にイイことづくめ! 今までちょっと敬遠していた方も、気軽にトライしてみてはいかがでしょうか?